ウエイトトレーニングは好きだけど、手にマメは作りたくない

バーベルを持ったりダンベルを持ったり、マシンのトレーニングをしたり・・・ ウエイトトレーニングをハードにやると手のひらに大抵マメができます。僕も学生時代ずっと剣道をやっていたので手のひらはマメだらけでした。

しかし、今は「人の体に触れる仕事」をしているので、常にマメがなく極力柔らかい手でいたいと思っています。硬くてボコボコの手に触られても気持ち悪いだけですよね。
僕のような鍼灸やマッサージ・柔道整復などの手技療法に携わる人を始め、エステティシャンや整体師、美容師、手のひらの感覚を大事にしたい職人は、やはり手のひらにマメは作らないほうがいいと思います。

手のひらのマメは、握ったバーが手のひらの中でズレ、皮膚がヨレてしまうことでできてしまいます。なのでベンチプレスなどの「押す種目」より、懸垂やベントオーバーローイングなどの「引く種目」の方がマメが出来やすい。そのため、握力を補助するアイテムがマメ防止には有効です。

僕はこれまで手のひらを守るためにトレーニング中、様々なアイテムを使ってきました。そして現在はこれらのアイテムを駆使して手を守っています。

現在主に使うグリップ補助アイテム

左下はトレーニンググローブ。もうマメを作りたくないならまず絶対必要。なんなら軍手でも可。右上の青いのはリストストラップ。右下はパワーグリップ。僕は人と同じのを使うのが嫌なタイプなので、一番メジャーなゴールドジムのではなくコブラグリップというのを使っています。でもやはりこれらを使っていても、高重量を扱うとやはり手のひらの中で皮膚がヨレてしまってマメが少しできてしまうんですよね。もちろん何もしないよりはマシですが。。

そしてこれからがいよいよ本題。今月から使い出した左上の8の字ストラップ(エイトストラップ)「絶対に外れない」とストロンゲストマンに人気のストラップだそうですが、僕たちマメを作りたくない人間にとっては、「握力ゼロ」でトレーニングできる凄いアイテムです。

エイトストラップ

こんな風に手を通して使います

<使い方動画>

 

アップで

もちろん上から引くときにも使えます

写真では握ってますが、動画のように手を離して握力ゼロでもトレーニングできます。

ただちょっと難点もあって、手首に全ての重量が掛かってしまうので、ストラップが手首付近に食い込み擦り切れてヒリヒリ痛くなってしまいます。なので僕はリストバンドをつかってスリキレ防止してます。

これがあれば手首も守れます

あともう一つ、ずっとこれを使っていると、握力が鍛えられず弱くなってしまう可能性もありますね。でも僕のような人の体に触れる職業の人には絶対お勧めです。

ぜひお試しを。(平スポでは売ってません)

投稿者プロフィール

石井 隆行
株式会社アスリートネット湘南 代表取締役
「平塚スポーツケアセンター」「海老名トレーニングスタジオANS」「高地トレーニング専門スタジオKoach」マグネシウムスポーツローションの「パフォーマンスドクター」他多数展開


1969年静岡県伊東市生まれ
静岡大学教育学部卒業
呉竹鍼灸専門学校卒業
  
針師・灸師・あん摩マッサージ指圧師、NSCA CSCS、小学校教員免許状、中学校保健体育教員免許状、加圧トレーニング特定資格者・加圧トレーニングスペシャリスト、ライフキネティックパーソナルトレーナー、スキンストレッチセミナーメイン講師、ほか・・・

静岡大学在籍時、「資格」も「技術」も「コネ」もない状態にもかかわらず
「オリンピックに選手を連れていく!」と豪語。
当時珍しい学生トレーナーの先駆者となるが、医療国家資格を持たない者が、選手の身体を触るのがご法度であった当時、テーピングを巻くどころかパートナーストレッチをする程度でも「あいつは資格を持っているのか?」と陰口をたたかれ、資格を取る事を決意。大学卒業後、鍼灸マッサージの専門学校へ通う。
専門学校在学中に、スポーツ界では「応急処置や緊急時に資格なんていってられないだろ」という風潮が高まり、そこから済し崩し的に、卒業時には「誰でも」選手の身体を触ってもよい様な状況になっていた。
そんな状況に嫌気をさしつつも、自身の大学時代に専攻していたバイオメカニクスと手技療法を組み合わせた独自の手法が評判を呼び、「本当に信頼できる身体のスペシャリスト」と多くのアスリートから信頼を獲得、1996年のアトランタ五輪より5大会連続でクライアントのオリンピック出場に貢献する。

現在「株式会社アスリートネット湘南」での活動を生業としつつ、
大学時代に描いたその夢を叶えながら、更に大幅修正を加え、現在に至る。

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