皆さんに報告があります。というより謝らなれければいけない事があります(糖質制限などについて)

皆さんに報告があります。というより謝らなれければいけない事があります。

一時期、僕は糖質制限にハマり、ケトジェニック系の協会にも所属。これは次世代の素晴らしい方法であり、本来の人間が持つべき姿であるとさえ考えていた時期がありました。もちろん自分でも実践していました。
しかし1年ほど前からその考えは完全に無くなっています。

ケトジェニックに関する勉強会もやっていたこともありました。ほんとスミマセン。

糖質制限、それは肩が痛くて手が上がらない患者さんに、手をあげないようにしましょうと言っているのと同じ事。痛い肩を上げられるようにしてあげるのが僕達の仕事。それと同じ様に「血糖値を上げないようにするために糖質を摂らない」とする方法は本質とは思えなくなりました。
一時的にそれが必要な時はあるかもしれないけど、根本の解決にはなっていない。僕自身の身体の機能も糖質制限で随分と乱れ、戻すのにかなりの時間がかかりました。

糖質制限に疑問を感じたキッカケは、妊婦の血糖値が高い状態(妊娠糖尿病)だと生まれてくる子供の脳が大きくIQも高いこと、逆の研究(NEJM)もあり妊婦のケトン値(BHB)が高いと子供のIQが低いという相関が明確に結論されていることを知ってからでした。
それからは調べるほど、学ぶほど、特に健康な人は糖質制限をするべきではないと考えるようになりました。

もちろん、どんな糖質でもいいハズはなく、しっかりと選ばなければいけないし、脂質・蛋白質に関する考えも随分と変わりました。それ以上に今は、「何を摂るか」より「何を排除するか」に重きを置くようになっています。
長くなるのでここでは、これ以上書きませんが、とにかく今は糖質制限推進派ではありません。

所属協会を退会して最低でも半年経過するまではこういった場で発言するのはやめようと考えていて、普段接するクライアント様達や周囲の人には言っていましたが、皆様への報告がここまで遅くなってしまった事をお詫びいたします。

これからも、様々な事が解明され、昨日まで正しいと思っていた事が急に覆る事もたくさん出てくると思いますが、いつでも信じている物を捨てることのできる柔軟性を持ち続けながら、これからも過ごしていきます。

投稿者プロフィール

石井 隆行
株式会社アスリートネット湘南 代表取締役
「平塚スポーツケアセンター」「海老名トレーニングスタジオANS」「高地トレーニング専門スタジオKoach」マグネシウムスポーツローションの「パフォーマンスドクター」他多数展開


1969年静岡県伊東市生まれ
静岡大学教育学部卒業
呉竹鍼灸専門学校卒業
  
針師・灸師・あん摩マッサージ指圧師、NSCA CSCS、小学校教員免許状、中学校保健体育教員免許状、加圧トレーニング特定資格者・加圧トレーニングスペシャリスト、ライフキネティックパーソナルトレーナー、スキンストレッチセミナーメイン講師、ほか・・・

静岡大学在籍時、「資格」も「技術」も「コネ」もない状態にもかかわらず
「オリンピックに選手を連れていく!」と豪語。
当時珍しい学生トレーナーの先駆者となるが、医療国家資格を持たない者が、選手の身体を触るのがご法度であった当時、テーピングを巻くどころかパートナーストレッチをする程度でも「あいつは資格を持っているのか?」と陰口をたたかれ、資格を取る事を決意。大学卒業後、鍼灸マッサージの専門学校へ通う。
専門学校在学中に、スポーツ界では「応急処置や緊急時に資格なんていってられないだろ」という風潮が高まり、そこから済し崩し的に、卒業時には「誰でも」選手の身体を触ってもよい様な状況になっていた。
そんな状況に嫌気をさしつつも、自身の大学時代に専攻していたバイオメカニクスと手技療法を組み合わせた独自の手法が評判を呼び、「本当に信頼できる身体のスペシャリスト」と多くのアスリートから信頼を獲得、1996年のアトランタ五輪より5大会連続でクライアントのオリンピック出場に貢献する。

現在「株式会社アスリートネット湘南」での活動を生業としつつ、
大学時代に描いたその夢を叶えながら、更に大幅修正を加え、現在に至る。

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