スキンストレッチ施術時のツールを持たない手の使い方について

今回はスキンストレッチのテクニックについてのブログです。

なのでこのブログはスキンストレッチのセミナーを受講したことがあるかた向けの物となります。その中でもレベル2以上(スキンストレッチトレーナー・スキンストレッチスペシャリスト)の方が対象となる内容です。

通常のスキンストレッチでは服の上から施術を行い、ツールの歯を寝かして(セミナーではバターナイフの様に使うと表現)行いますが、治療的に直接素肌に対して行う場合は、ツールの歯を立てて施術します。
直接素肌に行う施術はレベル2セミナーから行いますが、セミナーでこの施術に割く時間は決して長くないため、実際の現場で迷いが多い方もいらっしゃると思います。

今回の動画では、まず「ツールの使い方」や「リズム」「強さ(弱さ)」などを意識して御覧ください。
そして次に、ツールを持っていない方の手(僕の場合は左手)の使い方に注目してください。この手の使い方はとても重要で、この使い方が効果の分かれ目と行っても過言ではありません。この左手の使い方によって、コンタクトする深さを変化させています。また施術を受けられている方の感覚も大きく変わります。

ぜひ参考にして、日々の施術にお役立ていただけると幸いです。

スキンストレッチセミナー講師
石井隆行

投稿者プロフィール

石井 隆行
株式会社アスリートネット湘南 代表取締役
「平塚スポーツケアセンター」「海老名トレーニングスタジオANS」「高地トレーニング専門スタジオKoach」マグネシウムスポーツローションの「パフォーマンスドクター」他多数展開


1969年静岡県伊東市生まれ
静岡大学教育学部卒業
呉竹鍼灸専門学校卒業
  
針師・灸師・あん摩マッサージ指圧師、NSCA CSCS、小学校教員免許状、中学校保健体育教員免許状、加圧トレーニング特定資格者・加圧トレーニングスペシャリスト、ライフキネティックパーソナルトレーナー、スキンストレッチセミナーメイン講師、ほか・・・

静岡大学在籍時、「資格」も「技術」も「コネ」もない状態にもかかわらず
「オリンピックに選手を連れていく!」と豪語。
当時珍しい学生トレーナーの先駆者となるが、医療国家資格を持たない者が、選手の身体を触るのがご法度であった当時、テーピングを巻くどころかパートナーストレッチをする程度でも「あいつは資格を持っているのか?」と陰口をたたかれ、資格を取る事を決意。大学卒業後、鍼灸マッサージの専門学校へ通う。
専門学校在学中に、スポーツ界では「応急処置や緊急時に資格なんていってられないだろ」という風潮が高まり、そこから済し崩し的に、卒業時には「誰でも」選手の身体を触ってもよい様な状況になっていた。
そんな状況に嫌気をさしつつも、自身の大学時代に専攻していたバイオメカニクスと手技療法を組み合わせた独自の手法が評判を呼び、「本当に信頼できる身体のスペシャリスト」と多くのアスリートから信頼を獲得、1996年のアトランタ五輪より5大会連続でクライアントのオリンピック出場に貢献する。

現在「株式会社アスリートネット湘南」での活動を生業としつつ、
大学時代に描いたその夢を叶えながら、更に大幅修正を加え、現在に至る。

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