今回はかなりマニアックな話&僕の感覚的な話なので、鼻くそほじりながら読むくらいがちょうどいいかもしれません。
昨日の記事を書きながら、「そういえば何回か、リストストラップってどうやって手を通したらいいんですかー?」って聞かれたことがあったのを思い出し、今日はリストストラップに関して少し書こうと思います。
「えー、石井は普段、そんな細かい事きにしてるの?」
とか
「ちょっと神経質なんじゃない?」
なんて言われてしまうかもしれませんが、これが僕なりのトレーニングの拘り、週に多くても2回しかトレーニングできない僕が最大限の身体作りをするためにはこのくらい細かい事までこだわらないと!って事で、参考までに読んでみてください。(何度も言いますが、あくまで僕の感覚的な話です)
リストストラップは、デッドリフトやラットプルダウンなどの引く種目の時に、握力が先にバテてしまって目的の場所がしっかりと追い込めないことや、バーベルなど落としてしまうことを防止するために、握力を補助できるアイテムです。
僕はボディメーカーの2000円位の安い革製の物を使っています。
ニコライ堂の高価な本革製手縫のリストストラップも持っていますが、僕には少し厚すぎて、素手と握っている感覚があまりにも違いすぎるので今は使っていません。材質が布製のものもありますが、これは少し滑る感覚があるのでこれも使いません。
さていよいよ本題なのですが、リストストラップを手首にはめる時、ビローンと長くでる方を親指側にするか、小指側にするかで悩んだことありませんか?
錘を持った時にはストラップには下の様になります。
僕は感覚的に(何度め?笑)、ダンベルなどの重量が、巻きつけたストラップを通じ「輪っか」を引っ張られている感覚があります。そしてちょうど赤丸で示したあたりの手首に重量を感じます。
この感覚を利用し、実際に親指側(橈側)に重りを乗せたい種目、小指側(尺側)に錘を載せたい種目、などトレーニング種目によって使い分けています。
具体的には・・・
今はデッドリフトでは重心を内側に集めたいので、ストラップのベロも親指側に出して使います。でも広背筋あたりで支える感覚を強く出したい時やベントオーバーローでは逆にします。またラットプルダウンで特に大円筋に狙いたい時などはベロを小指側にして、尺側のストレッチ感を強く出しなが行います。
マニアックですね笑
結果、自分の使いやすい様に使ってくださいということですが。
注:あくまで僕の感覚的な話です(4度目^^)ストラップの材質やちょっとした巻きつける角度によっても感覚は変わるのであくまで参考程度でお願いします。
投稿者プロフィール
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株式会社アスリートネット湘南 代表取締役
「平塚スポーツケアセンター」「海老名トレーニングスタジオANS」「高地トレーニング専門スタジオKoach」マグネシウムスポーツローションの「パフォーマンスドクター」他多数展開
1969年静岡県伊東市生まれ
静岡大学教育学部卒業
呉竹鍼灸専門学校卒業
針師・灸師・あん摩マッサージ指圧師、NSCA CSCS、小学校教員免許状、中学校保健体育教員免許状、加圧トレーニング特定資格者・加圧トレーニングスペシャリスト、ライフキネティックパーソナルトレーナー、スキンストレッチセミナーメイン講師、ほか・・・
静岡大学在籍時、「資格」も「技術」も「コネ」もない状態にもかかわらず
「オリンピックに選手を連れていく!」と豪語。
当時珍しい学生トレーナーの先駆者となるが、医療国家資格を持たない者が、選手の身体を触るのがご法度であった当時、テーピングを巻くどころかパートナーストレッチをする程度でも「あいつは資格を持っているのか?」と陰口をたたかれ、資格を取る事を決意。大学卒業後、鍼灸マッサージの専門学校へ通う。
専門学校在学中に、スポーツ界では「応急処置や緊急時に資格なんていってられないだろ」という風潮が高まり、そこから済し崩し的に、卒業時には「誰でも」選手の身体を触ってもよい様な状況になっていた。
そんな状況に嫌気をさしつつも、自身の大学時代に専攻していたバイオメカニクスと手技療法を組み合わせた独自の手法が評判を呼び、「本当に信頼できる身体のスペシャリスト」と多くのアスリートから信頼を獲得、1996年のアトランタ五輪より5大会連続でクライアントのオリンピック出場に貢献する。
現在「株式会社アスリートネット湘南」での活動を生業としつつ、
大学時代に描いたその夢を叶えながら、更に大幅修正を加え、現在に至る。
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